藤(フジ)の花に寄ってくる蜂(ハチ)の正体は一体!?刺すの?

こんばんは!公(おおやけ)@ooyake_memoです。

入学式、新生活シーズン!

桜が咲く🌸4月頃からフジの花も咲き始めます。

フジの花は高い位置から氷柱(つらら)のように枝垂れてキレイですよね。

 

しかし、そのキレイな花には2cm程の大きな無数のハチが群がります。

そんな光景をあなたは目の当たりにしたことでしょう。

 

そしてこの大きなハチは何だ?刺すの?という疑問に対しての答えです。

その正体は(熊蜂)クマバチです。

 

キムネクマバチと言われています。

※オスは針が無いので当然刺せません。

ですが、メスは刺します。

 

何故フジの花に寄ってくるのか?

他の花にクマバチが群がっているのはあまり見かけませんよね。

ミツバチがいるところでクマバチをそう見かけることもありません。

 

フジの花の蜜はクマバチにしか採取できない

実は、フジの花の花弁は非常に硬い構造となっており、クマバチほどのパワーのある大きなハチにしか花弁をこじ開けることはできないのです。

 

クマバチとフジの花は最高のパートナーである

クマバチはフジの花弁を開けることが出来ます。

ということは花粉が自然とクマバチの体に付くわけなんですよね。

そのおかげで受粉できているんです。

 

藤(フジ)の花が終わると南天(ナンテン)の花へ

南天(ナンテン)は縁起物として長く親しまれ、正月など花を飾る際によく見かけます。

実際には熊蜂の目的はこのキレイな赤い実ではなく花の蕾(つぼみ)のほうですね。

時期は5月~6月頃です。

結構な数の家の庭先に咲いているのをよく見ます。

おそらく家を建てる際に縁起物ですので植えられたのかなと思います。

 

クマバチの危険性

 

クマバチの生態
・性格は基本的には温厚

・人間には関心がない

・オスは行動的で良く飛び回るが
針はないため刺すことはない

メスは毒針を持っている

・基本は温厚なため刺すことはないが
知らずに巣に近寄ったり刺激してしまう
ような事があれば刺すこともある

・もし刺されたとしても毒はさほど
強くはないので大丈夫だが針は太いため
痛みは強い。

アナフィラキシーショックに関しては
話が別となるので要注意

 

見た目は黒くて大きい蜂だから怖いですが、実際にはそれ程警戒する必要はなく自然に過ごしていれば攻撃してくるような事はありません。

 

それでも”やっぱり気になる”という人は木を切ってしまうのが最善策だと思います。

 

まとめ

これでフジの花に群がる大きな蜂がクマバチだったということがお分かりいただけたかと思います。

またどういう蜂なのか、どんな危険性があるのかについても分かってもらえたと思います。

 

蜂に刺された際は何バチかで病院に”行く””行かない”を判断せずにとにかく行って医師の診断を受けましょう。

 

毎年、獰猛な蜂の被害が相次いでいますのでご注意ください。

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