12月25日、大阪市港区の集合住宅で、ガス給湯器が不完全燃焼を起こしたのが原因とみられる一酸化炭素(CO)中毒で21日にすでに死亡していたであろう男性一人の遺体を発見。
詳しい原因は、大阪府警が現在調べているとのことですが、以下のことに調査してみました。
・給湯器が不完全燃焼した原因
・給湯器の交換時期
最初に少しだけ一酸化炭素(CO)について、COは無色無臭のため気付きません。
そして症状については下記の通りです。
https://www.jgka.or.jp/
給湯器が不完全燃焼した原因は何?
給湯器の不完全燃焼を起こした原因は調査中とのことでわかっていません。
ですが、ガスコンロなども不完全燃焼を起こすことがあります。
コンロの火が青ではなく赤くなっている時はありませんか?
まさにあれが酸素不足による不完全燃焼です。
その原因は、噴き出した汁など調理の際にこぼした物が詰まることが多く、しっかりと掃除をしてあげれば大丈夫です。
ですが、長い年数使用していると掃除をしても良くならないものもあります。
その時は買替が必要です。
話が少しそれましたが、今回の問題は給湯器です。
給湯器は掃除をすることもないし、炎の色をわざわざ見て確認したりしないですよね。
なので、ガス契約会社が定期的に点検してもらわないと誰も見る事がありません。
法定点検というものがあるのですが、これは製造から9~11年の間に1回だけ点検しなさいよってだけでそれ以降はありません。
そして、今回の事故が起きた原因の給湯器の製造年は1988年1月ということで約33年前のものでかなり古いです。
これではいつ何が起きてもおかしくないです。
給湯器の交換時期はいつ?
給湯器の寿命は一般的に8年~10年ほど、長くて12年ほどです。
10年以上使っているのであれば、交換することも考えた方がいいです。
メーカー次第では給湯器に以下のような文面のラベルを表示しています。
「設計上の標準使用期間:10年」
メーカー的にも設計上10年以降は故障のリスクがありますよって言っているようなものです。
一度ご自宅の給湯器の製造年を確認してみてください。
「05.07-123456」みたなのが給湯器のラベルに記載してあるはずです。
上記の例だと2005年7月に製造されましたってことです。
また、危険性だけでなくガス代も高くなっている可能性があります。
エアコンなどの家電製品と同じように給湯器も古いものを使っているとガス代が高くなります。
新しいものに交換するとガス代安くなったという声も少なくありません。
10年以上使用しているのであれば買い替えの検討もされた方が良いかもしれません。
https://twitter.com/fippenluck/status/1228529277085208576
給湯器交換したらガス代40%減少してて草
— MOL屋 (@H_MOLYA) July 17, 2020
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