会社で勤続年数がある程度経ってくると少なからず部下や後輩を持ち、立場的にも教育や指導をする場面が出てくるかと思います。
しかし、時にうまく伝えられずに悩んだり、なんでこんな簡単な事も分からないかな…とイライラすることってありますよね。
ということは認めたくはないでしょうが、教えるのが下手だって事なんですよね。
そんな時はこの3つを踏まえておけば大丈夫!
1・自分が教わる側だった頃を思い出す
2・出来なくて当たり前を認識しておく
3・過去の自分や他の人と比べない
自分が教わる側だった頃を思い出す
自分があの時どうしてくれたら分かりやすかったか、どうしてくれたら助かったかしっかりと思い出してください。
そこにヒントが隠されているはずです。
よく【何かわからない事ない?】って初日から聞く人いますけど、最初ってわからない事がわからないですから聞いても相手は困るだけです。
それよりも【仕事に関係ない事でも気になることは何でも聞いて良いからね^^】と言われた方が相手は間違いなく助かるはず。
初めは何かと気にかけてあげる。
新人は初めての人、初めての環境、経験するもの全てが初めてなのですから恐怖心や不安でいっぱいなはずです。
頼れるのはあなただけです。
ですから冷たい態度をとったり放置したりしないように気を付けましょう。
出来なくて当たり前を認識しておく
自分の物差しで測りがちになってしまうので注意!
まず出来なくて当たり前という認識をしっかり持ってやることが大事です。
失敗を沢山させてあげる。
人は成功よりも失敗の方が学ぶようにできている。
成功例よりも失敗例を中心に見せる。
そして失敗した時の対応の仕方、方法を教える。
独り立ちして一番パニックになるのが、失敗をしてその対応の仕方を知らなかった時である。
成功例は誰もが教えてくれる。
あなたは可能な範囲内で失敗例と対応術を教えるべき。
過去の自分や他の人と比べない
人はすぐに誰かと比較したがります。
比較してとこで同じ能力、同じ思考ではないので無意味です。
【”名選手は名監督にはなれない”】という言葉を聞いた事がないでしょうか?
これは自分(スーパースター)の物差しで測り、相手(凡人)と比較することで大きな差が生まれ、出来ないことが理解できない状態にあります。
スーパースターには簡単なことでも凡人にはとても難しいことがたくさんあります。
それを理解できるスーパースターは早々いません。
出来ない原因を一緒に探し、改善していくことが最高の指導者です。
最後に
人に教えるということは自分自身が理解しておくのが前提である。
まず、自分が分野において知らない事は学ぶべきであり、教え方についても自ら本を取り教え方について学ぶべきです。
それが自分にとっても相手にとっても最善の方法ではないかと思います。
教わる側に求める前にまずは自分から!
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