11日朝、山口県岩国市の下水道の工事現場で作業をしていた男性3人が倒れ、このうち1人が死亡しました。
事故があったのは岩国市門前町の下水道の工事現場です。岩国地区消防組合によりますと11日午前9時20分ごろ、「下水工事の作業中に作業員が負傷した」と工事関係者から通報があったということです。
救急隊員が駆け付けたところ、現場付近の路上に男性1人が、さらに下水管の入り口付近に男性2人が倒れていました。
3人は救急搬送されましたが、路上に倒れていた30代の男性作業員の死亡が確認されました。
下水管から救助された60代の男性作業員2人は意識があるということです。消防と警察で事故原因を調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/
山口県岩国市門前町の下水道で作業員3人中、2人が負傷し1人が死亡した事故の原因や場所について調査しました。
下水道でガスが発生した詳しい場所
山口県岩国市門前町の下水道
yab山口朝日放送
ニュースの映像から現場はここで間違いないです。
この事故の原因
実は前から、硫化水素のガスが発生し、ビルの汚水槽や排水プラント等の下水道施設、化学工業・実験施設において事故が度々発生しているのが事実です。
硫化水素は臭いがきつく、腐った卵のような臭いがします。
よくいう腐卵臭とか温泉街の硫黄臭とかですね。
目、皮膚、粘膜を刺激する有毒な気体なため、異変にはじめから気付いていたと思われます。
濃度が濃いと、呼吸麻痺を起こし、「ノックダウン」(呼吸中枢が活動できなくなる状態)を引き起こす事もある。
一番危険なパターンが、硫化水素は強烈な臭気がありますが、嗅覚を麻痺させる作用もあり、高濃度だった場合匂いを感じなくなることもあります。
なので、濃度が致死量を超えていても嗅覚で知覚できないケースもある。
現在、事故の原因を調査中とのことだが、過去にも事故が度々あっているので知識としてはあるはず。
そう考えると、慣れからの現場の管理があまかったのではないだろうか?
という疑問が出てくる。
※ニュースの情報を元に調査していますが、あくまで個人的な見解なので、事実とは異なる場合がある事をご了承ください。
コメントを残す