ピザ配達人爆死事件の真相と不可解な謎を徹底調査!知られざる真実とは?

2020年4月22日(水) 19時00分~21時00分の放送。

~世界の何だコレ!?ミステリーSP~

【MC蛍原&きゃりーも自宅からお届け】

上記番組でも紹介されたアメリカで本当にあった衝撃事件の謎解きが始まる。

事件について

2003年8月28日

アメリカ合衆国ペンシルベニア州のエリー

ピザ配達員のブライアン・ウェルズ

銀行強盗を行った直後に首に装着された時限爆弾で殺害された事件

この事件には不可解な点があり、未だに謎に満ちた事件となっています。

なので、様々な視点から覗いていこうと思います。

主な登場人物

●ピザ配達人(ピザボーイ):ブライアン・ウェルズ

●首謀者:マージョリー・ディール=アームストロング

●共犯者(元テレビ修理業者):ケネス・バーンズ

●テレビ塔の近所に住む人物:ビル・ロススタイン

●冷蔵庫内の遺体(マージョリーの元交際相手):ジェームズ・ローデン

●ウェルズとバーンズの共通の友人(当時売春婦):ジェシカ・フープシック

邪悪な天才:ピザ配達人爆死事件の当日の内容

ブライアン・ウェルズはペンシルベニア州エリーにある【ママ・ミーアズ・ピッツェリア(Mama Mia's Pizzeria)】というお店にて勤務していた。

このお店でピザ配達人として10年以上にわたって働いており真面目な人だった。

だが、2003年8月28日の午後に事件は起こった。

ウェルズはピッツェリアから約4.8マイル離れた【8631 Peach Street】という住所にピザ2枚を配達する注文を電話で受けた。

しかし、その住所は舗装されていない道の突き当たりにある【WICU-TV transmit】というテレビ塔だった。

 

テレビ塔に到着したウェルズは、元テレビ修理業者ケネス・バーンズ (Kenneth Barnes)らの集団によって銃で脅された

そして、面識のない3人の黒人から首に時限爆弾を仕掛けられた後に銀行強盗を実行するよう指示された。

実行の際には、杖の形をした銃計9ページにわたる手書きの指示書が渡された。

出典:https://upload.wikimedia.org/

 

そして銀行強盗を終えて、警察に取り押さえられた後に、爆弾処理班が到着する3分ほど前に爆死している。

被害者のブライアン・ウェルズ(ピザ配達員)は共犯者?

ウェルズの遺族は、面識のない者たちによって銃で脅され、何も知らないまま強盗計画に巻き込まれたのだと主張している。

しかし、検察側はウェルズも未起訴の共謀者として名前を挙げた

ウェルズが当初から計画に関与しており、爆弾は偽物だと信じていて、渡された指示書は捕まった際に無実の被害者を装うため用意されたものであったと述べた。

一方で、ウェルズは他の共犯者からの裏切りに遭い、本物の爆弾を首に巻かれ、それは取り外された時点で起爆するようになっていたと説明された。

バーンズによれば、ウェルズが爆弾が本物であることに気づいた際、彼を脅して従わせるためピストルが発砲されたという。

この銃声を耳にしたという証言者は複数人存在している。

引用:https://ja.wikipedia.org/

 

この内容から見ると、共犯者だったが仲間に裏切られたということになる。

しかし疑問に思うのが、お金が目的ならもっと危険や注目を避けてできた犯行方法があったはず

メモ書きにはたくさんの謎解きが存在し、まるでゲームを楽しむかのようだ。

お金が目的ではないのなら、一体何が目的だったのか。

 

ウェルズが爆弾で殺害された動機は、情報を知っている証人の数を減らすことであったとされている。

だが、そうなると本当に共犯者なのか?

ただただハメられたのか?

よくわからない線引きではある。

事件に関わった事は確かだが、彼・ウェルズ(ピザ配達人)の意思ではないため、罪はそう重いものではなかったのかもしれない。

ブライアン・ウェルズ(ピザ配達員)の真実

後にわかった事だが、ウェルズとバーンズの共通の友人であって、この事件に関与していたジェシカ・フープシック (Jessica Hoopsick)という女性が真実を明かした。

当時、彼女は売春婦として生計を立てており、ウェルズ(ピザ配達員)は顧客の一人だった。

そして、フープシック(売春婦)バーンズから銀行強盗を強要できそうな人物を誰か紹介するよう求められた

 

そこで、彼女のカモでもあったことを踏まえ、ウェルズを推薦したと主張している。

その見返りに、フープシック金銭とドラッグを得る。

だが、そのようなことのためにウェルズを売り渡したことへの後悔を語っており、彼は何も知らないまま強盗計画に巻き込まれたのだと主張している。

この証言からすると、ウェルズは事件の共犯者というより、使い捨てのコマのように扱われ亡くなっていることになる。

なんとも残虐なことだろうか。

ピザ配達人爆死事件の映像が全世界へと流れた

当日、現場の映像は多くのメディアがテレビ中継をしていた。

こうなるともちろん全米へと放送されたかと思ったが、爆発の瞬間は技術的問題のために生放送されなかったとしている。

しかしその後、爆発の瞬間の映像は何者かの手によってインターネット上に流出し、様々な動画投稿サイトで共有された。

今でも映像は残っているが、悲惨すぎて見れたものではない。

そしてここでは紹介はしません。

首謀者:マージョリーは病気だった?

実は、マージョリー(首謀者)長年にわたって、双極性障害や強迫的ホーディングなど複数の精神疾患を患っていた

そして過去には、交際相手の男性を殺害しているが、正当防衛が認められ無罪となっている。

また、重度の精神疾患のため、当初は裁判に必要な責任能力を持っていないとの判断を下され、責任能力については彼女が精神病院で一定期間の治療を受けたのちに再検討するとした。

この決定によりマージョリーはテキサス州にある連邦刑務所の精神治療施設に移送される事態となっている。

その後、判事はマージョリーが裁判に必要な責任能力を有しているとの判定を下し、彼女は2010年10月にペンシルベニア州エリーで裁判にかけられた。

そして、終身刑となったが、乳がんによって獄死している。

指示書の謎解きと嘘

事件の時にウェルズが持たされていた複数枚の指示書には、指定ルート上の【鍵(謎解き)】を見つけて使うことで起爆を遅らせて解除までに十分な時間を稼ぐことができると説明されていた。

なので、それに従い行動を始めたが銀行強盗後、すぐに警察官に取り押さえられあえなく失敗している。

しかし、のちに警察が指示されたルートを辿って検証したが真実は残酷だった。

どのような場合であっても、ウェルズ起爆前に爆弾を解除することは不可能であったことが判明したのだ。

だから、初めから殺すつもりだったのだ。

考えられるのは、ウェルズの口封じのため事件を混乱させるため、あともう1つは彼女(マージョリー)によるゲームだ。

ピザ配達人爆死事件の元となる本当の狙い

本当の目的は銀行強盗ではなかった

銀行強盗は単にお金を集めるための手段だった。

元の発端は、マージョリーの父はお金持ちで180万ドルもの資産を持っていた。

(2020年4月現在の1ドル=107円:約1億9千万ほど

 

唯一の子であるマージョリーはその遺産を期待していたが、父は友人や隣人に資産を分け与え続けていた。

そのことに腹を立て自分の取り分が無くなると焦り、バーンズへと父の殺害依頼をする。

その報酬をかき集めるためにウェルズに銀行強盗をさせたのである。

これが本来の目的だった。

未だ解決しない謎

事件の全貌は大体見えたが、まだ解決しない事がある。

それがこの二つ。

3人の黒人男性

一体誰だったのか?

ウェルズは警察官に対しこう話した。

面識のない3人の黒人が自分の首に爆弾を仕掛け、ショットガンを渡した上で、強盗や他の課題を実行しなければ殺害すると脅迫したのだと説明している。

これは、他にも共犯者がいたのかそれとも雇った人物だったのか?

ここに触れている記事も全然見当たらない。

謎は深まる。

ウェルズは共犯者なのか、違うのか

結局のところ、警察はウェルズは共犯者だと言っている。

だが一方で、真実を知っているとされるフープシック(売春婦)が語ったのは、ウェルズは何も知らずに強盗計画に巻き込まれたのだと言っている。

実際はどうなのだろうか?

これもまた謎のまま。

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