こんにちは、おおやけです。
まず初めに、ギャンブル依存症の家族はどうしたらいいの?という疑問に対しての結論から言います。
・本人がギャンブルを辞めたい意思があるのであれば全力でサポートしましょう。
・本人がそもそも辞める意思がないなら断ち切った方がいいです。
(このまま一緒にいても状況は変わらないし、借金を肩代わりする事にもなりかねません)
日本では、家族の中にギャンブルをされる方は凄く多いかと思います。
そして、その大半がギャンブル依存症予備軍か、ギャンブル依存症です。
その方の依存度が強ければ強いほど家族は金銭的にも精神的にも大きな問題を抱えているはずです。
本人が辞める意思がない場合
あなたがその方とどのような関係性にあるかでいくつか状況は変わってきますので関係性ごとに対処方法を書いておきます。
息子、娘の場合
<家を出て行ってもらう>
出て行ってもらわないと現状は変わらないので、というか悪化する可能性が大きいです。
そうなると非常に厄介で、お金をせがまれたり、自宅にある金目の物を勝手に売られたり、老後の生活のためのお金がドンドン無くなっていきます。
ひょっとしてもうすでに経験してませんか?
自分たちの明日が危うい状況になりかねませんよ。
正直言って、ギャンブル依存症になってしまうとして良い事、悪い事の判断能力が異常に鈍くなります。
<相談する>
検索窓に【ギャンブル依存症 〇〇県】というふうに自分のお住いの県名を入れて検索すると無料で相談できるところも出てきます。
全国に精神保健福祉センターというものがあるので一覧を載せておきますね。
自分一人でどうにかしようとせずに迷わずすぐ相談してください。
母、父の場合
<未成年>
自分が未成年の場合は、身近な大人に相談してください。
親戚、友達の親、部活の顧問、先生、距離が近いとこから話をしてみてください。
もう迷うことなんてないですから、自分が行動しないと何も変わらない。
<同居>
今すぐこの記事閉じて家を出ていきましょう。
酷いかもしれませんが、同情とかいらないですからね。
そのくらいの状況まで来てます。
間違っても保証人とかには絶対ならないようにしてください。
夫、妻の場合
すぐ離婚して出て行きましょう。
ですが、家庭を圧迫させない程度の軽度の状態なら離婚は難しいかもしれません。
逆に借金があったり生活を続けていくのが困難であれば離婚を認めてもらえるようです。
子供の事を考えて躊躇(ちゅうちょ)する気持ちもあるのかもしれませんが、その時は子共にとって本当に良い環境はどちらか考えてください。
そして、そんな環境で育った子供は自分の気持ちとは裏腹にギャンブル依存症への道を歩んでしまいます。
もし相手に借金があってもギャンブルで勝手に作った借金の返済義務は自分にはないので大丈夫です。
一緒にいてもひたすら地獄を見るだけです。
ポイント
本人が、自分がギャンブル依存症ということを自覚しないといけません。
そして、家族が悲しんでいることに気付かないといけません。
とにかく本人の意思が変わらないと何も変わらないです。
そして気付かせてあげられるのが家族だけかもしれません。
本人が辞める意思がある場合
本人が辞めたくても辞めれずに苦しんでいるのなら手を差し伸べてあげてください。
ギャンブル依存症の家族は本当に辛いと思います。
ですが、助けを求めているのなら、変わりたいと思っているのなら希望はいくらでもあります。
まず、知って欲しい事があります。
ギャンブル依存症は精神疾患の1つとして認められています。
精神的な病気だということを家族であるあなたも理解してほしいです。
何度、ギャンブルの事で悩まされたでしょう。
何度、喧嘩したことか何度泣いたか何度裏切られたか、本当に本当に辛い思いをしたと思われるんですが、実は本人はそのつもりはないのです。
本人はわかっているつもりなのに、気付いたらもうパチンコ店…気付いたらもう無一文…なんてのが毎回です。
そしてそんな自分を恨み、怒り、絶望します。
こんな感じの負のサイクルに陥ります。
改善するためにやること
1.家族みんながギャンブル依存症について学び、理解しサポートすること
これ意外と大事です。
家族が自分の状況を知ってくれていると安心感があります。
そして、自分の為に頑張ってくれているから自分も頑張らないとなって活力になります。
※夫や妻の場合、立場的なとこもあるでしょうからお子さんへ伝えるかどうかは慎重に判断してください。
2.絶対に【行かない約束】をしない、むしろギャンブルを禁止しているのなら解禁する
人間はダメと言われればやりたくなるもんで、それを我慢していることにストレスを異常に感じてしまいます。
そうなると嘘ついて行ったり、知らないうちに借金をいていたりって事にもなりかねませんし、打ち明けられない事が辛くて精神的にも参ってしまいます。
3.お金を管理し、一度に渡す金額を少なくする(極端はダメ)
全く渡さないのは逆効果でダメです。
毎日、少額渡す。
それを節約して貯まったら【パチンコに行ってもいいし、自分の好きに使ったら?】って気軽に言ってあげる。
そうすることでお金を貯める大変さや金銭感覚が多少ではあるがわかります。
4.病院に連れて行く(最終手段)
いろいろ試してはみたものの自分たちではもうどうすることも出来ない。
でしたら、病院に行くのが良いでしょう。
しかし、強制的ではなくよく本人と話し合ってから決めましょう。
ギャンブル依存症になると本人も悩むほど、とにかく気が立ってすぐイライラしてしまうので注意しましょう。
最後に、ご家族の方は本当に大変だと思います。
どうか、ご自身が精神的に追い込まれないよう自らのケアも大事になさってください。
時には時間やお金を使ってパーっとストレスを発散しましょう。
家族でまた腹の底から笑える日が来ることを願ってます。
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