国家公務員や検察官の定年を段階的に65歳まで引き上げる法改正案の実質的な国会審議が始まりました。野党側は東京高検の黒川検事長の定年延長問題をただすため、森法務大臣の出席を求めましたが、認められず、審議を欠席しました。
衆議院内閣委員会では8日、現在60歳となっている国家公務員の定年を2022年4月から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、65歳とする国家公務員法の改正案と、検察官の定年も63歳から65歳に延長することを可能にする検察庁法改正案の実質的な審議が始まりました。野党側は、検察官の定年延長は「検察官を官邸に従属させる」などと批判し、また、法改正を待たずに今年1月に閣議決定した東京高検の黒川検事長の定年延長を撤回すべきだとも主張しています。
立憲民主党などは、黒川検事長の定年延長問題をただすため、森法務大臣の出席を求めましたが、与党側が応じなかったため、維新を除く野党は8日の委員会を欠席しています。野党側は、「コロナ感染症対策に全力を尽くすべきさなかに、火事場泥棒的に押し通そうなど、断じて許されない」などと審議の先送りを求めていますが、政府・与党は、今の国会での成立を目指すとしています。
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このニュースで何故世間が騒いでいるのか?
一見、検事長の定年延長か…ふーん。
これで終わるんですが、問題なのは黒川検事長が安倍首相に大きく加担しているからである。
世間から多くな批判を受ける理由
黒川検事長は、森友学園問題における公文書改竄や、桜を見る会において税金の私物化疑惑の問題で安倍首相をかばっているとされているため。
なので、安倍首相にとって自身の問題を隠してもらう大きな存在なのである。
定年年長の目的
黒川検事長は、安倍首相に対し、守ってあげるから法を変えて検事総長になれるようにしてねってことなのです。
現、検事総長は稲田伸夫だが、安倍首相に加担するようなことなく正当な勤めをしている。
本来、検事とはそういうものである。
しかし、そのまじめさゆえに安倍首相からすると邪魔なのである。
融通の利く黒川氏の方が自身に大きく有利に働くためだとされる。
定年延長の裏に隠されたもの
安倍首相は、何かと国民に隠し事をし逃れてきたがいずれそうもいかなくなる。
それをわかっているから、なおさら自身に加担してくれている黒川検事長を手放したくないのである。
この法が認められれば日本がおかしなことになってしまう。
首相の言うがままの国になっていきかねない。
もしかすると、何かまた始めようとしている。
あるいは、隠ぺいしてもらわなければ非常にマズイ問題が何か待ち受けているのか?
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