2019年の8月下旬に起きた佐賀県の豪雨被害によって町村役場や市役所(武雄市、杵島郡大町町)の内82人が残業が過労死ラインの100時間超を3ヶ月連続で越えていることが自治体問題にもなっているとニュースになっていました。
そこで、賛否両論あるとは思いますが、【大変だろうな】【シンドイだろうな】と思う一方で残業代ってどのくらい貰うのかな?
と疑問に思っている方も少なからずいると思いますので調査してみました。
役所職員の残業代は1時間(時給)いくらぐらいか?
大卒新人の職員で最低でも初任給は少なくとも18万円はあるようなので、それを元に残業代(1時間あたり)を計算式を使って割り出してみます。
A÷B=C C×1.25=D A:年収(月収×12か月) B:年間勤務時間(1日の労働時間×1週間の勤務日数×年間週) 18万円×12か月=A:2160000円 7.75時間×5日×52週=B:2,015時間 2,160,000円÷2,015時間=C:1,072円 1,072×1.25=D:1,340円
役所職員の残業代は全て支払われるのか?
※本来なら、単月に100時間を超える残業をすることは法律上、違反に当たります。
【厚生労働省】時間外労働の上限規制 わかりやすい解説
ですが、そのことは省いて話します。
残業代についてですが、実際は【予算、部署、上司】に左右されるのが現場の生の声のようです。
残業代30時間分の予算が無いのであれば、50時間残業しようが残業代が支払われるのは30時間分だけのようです。
これが、上司次第では30時間残業どころか15時間分の残業しか付けてくれなかったりすることも当たり前のようです。
また、部署によっては残業が当たり前になっており基本的に【残業はサービス残業でしょ】とういう風潮があるところもあるようです。
しかし、全国ニュースで大きく取り上げられれば支払わずにはいられなくなる可能性もありそうです。
役所職員に支払われるとするなら残業代はいくらになる?
先ほど計算した【大卒新人】の場合で計算して1時間あたりの残業代が1,340円でした。
という事は、100時間超ですので少なくとも100時間は1ヶ月に残業していることになります。
1,340円×100時間=134,000円
それに加え、3ヶ月です。
134,000円×3ヶ月=402,000円
これ1人あたりですよ?
しかも82人中9人らしいです。
その他の人も50時間とかしているそうなので結構な人件費になりますね。
これも税金です。