こんにちは、おおやけです。
まず初めに下記の”読むべき人”をご確認の上で当てはまる人はそのまま読み進めてください。
（※該当しない人は読んでも為になるかはわかりません。）
・中学からバスケを始めた初心者で、試合に出たい人、ミニバス経験者と対等の実力を身に付けたい人
実は言うと私も中学校からバスケットを習いました。
ミニバス経験者との差は非常に大きことは痛いほど良く分かってます。
そして私の子供（中１女子、小5男子）もバスケを習ってます。
そんな私がミニバス経験者と対等に戦えるようになるためにやるべき事を自分の実体験と子供たちを分析して得た事を元に書いていきます。
いきなりですが、ハッキリ言いますミニバス経験者より上手くなるのは正直厳しいです。
ミニバス経験者の人がどのくらいのレベルなのかにもよりますが、基本的にミニバスをガチでやってた人には敵わないと思ってください。
ですが、勝つことは無理でも対等に戦うことは十分可能です。
そのためにあなたがこれから”やるべき５つのこと”を教えます。
”やるべき”主な項目は以下の５つです⇩
この５つのことを徹底してやれば必ず試合に使ってもらえるはずです。
※もちろん、自分のプレーを日頃から監督やコーチにアピールするひつようがあります。
では上記の５つを１つずつ理由と解説を具体的に説明していきます。
ディフェンスを徹底的に強化する
理由
皆、NBA選手の人間離れしたスーパープレイばかりを脳裏に描いているためオフェンスばかりする傾向にあり、基本的にディフェンスをしたがらない。
そのため、ミニバス経験者でもディフェンスが上手な選手があまりいないのが事実。
・ダサい（目立たず地味で泥臭いプレイが多いため）
・キツイ（常に中腰で予測不能な相手について行かないといけない）
解説
ディフェンスはオフェンスと違い、さほどセンスのようなものは必要ありません。
そのため、中学から始めた初心者でも努力次第では十分経験者を越えられる可能性はあります。
正直、オフェンスの能力（ハンドリング＆ドリブルの技術、パスのセンス、シュート率の高さ）に関しては経験者には及びません。
及びませんと言ったら決めつけになってしまうので語弊がありますが、期待値はかなり薄いです。
バスケは”ディフェンスを制する者は試合を制す”と良く言われています。
でもこれは確かだと思います。
互角のチームならディフェンスが強い方が勝ちます。
何故、私がここまでディフェンスをゴリ推しするのか？
【監督も求めているし、チームにとっても必要な事なのに誰もやらないからです】
NBA選手を見よう見真似で恰好つけるのもいいですが、それではずっとベンチです。
それよりディフェンス頑張って試合に出て、チームに貢献したり、監督から必要とされる選手になる方がよっぽどカッコいいと思います。
ディフェンスの参考動画⇩
ボールを使う練習ではなく身体を作り込む
理由
ハンドリングやドリブルの技術は最低限出来れば大丈夫。
極端に言うとトップスピードでレイアップ決めれば全然OKです！
重要なのは１クォーター８分（中学だと）を走り切る体力と芯がブレない体幹を鍛える事。
解説
初心者は”早くボールを上手く扱えるようになりたい”と思う気持ちが先走ってしまいどうしてもボールを使った練習をしがちなんですよね。
もちろんそれもいいんですが、重要なのはここぞという辛い時に走り込める体力と押され負けしない体幹です。
試合中はシャトルランのように走り続けるのですから、選手として１クォーター（８分間）をやり切る体力が無ければ話になりません。
そのうえ細かな動きがたくさん入ってくるのでさらに体力を消耗します。（特にディフェンスはかなりきつい）
体力の付け方参考動画⇩
バスケットは激しくはないが接触の多いスポーツです。
そのため、押され負けされない肉体を作り上げなければいけません。
空中戦でも勝るのは体幹の強さですし、軸がブレなくなるのでシュート率も格段に上がります。
体幹トレーニング参考動画⇩
理解力を高める
理由
自分を成長させるスピードが格段に上がる。
監督の指示の意味を理解するため。
チームの仲間が何を求めているのかがわかる。
解説
世界的にも活躍しているスポーツ選手はとにかく頭が良いです。
まあだから勉強しろって事ではないですが、理解力の高い人ほど成長が早いです。
ぶっちゃけ監督やコーチが言ってることってわかりますか？
私はわからない事が結構多くて分かったフリをよくしてました。
理解力を高めるには物事の本質を理解する事がもっとも重要で、これは何事にも当てはまります。
物事の本質はシンプルに考えることで見えてきます。
そしたら、その物の意味や相手が何を求めているのかが分かってきますので勝手にやることが明確になります。
Q：試合に勝つためにはどうしたらいいのか？
A1：シュートをたくさん決めて点を取る
A2：ディフェンスを頑張ってゴールを死守する
・重要なのは得点をより多く取った方が勝ちってことです。
このように物事をよりシンプルに考えることでより理解が深まり意味が分かり、相手が何を求めているのかが分かってきます。
※頭の中だけで理解しようとしても初めは脳が理解したフリをするので、紙に文字として落とし込むことでより理解が深まります。
ぶっちゃけ試合に勝つための要素なんて挙げればキリがないほどたくさんあります。
・チームワーク
・体力
・精神力
・キープ力
・etc…
でもこうやって難しく考えてしまうからわけわからなくなってしまうんですよね。
もっとシンプルで良いんですよ。
極論、【勝者＝より点を取った方】これでいいんです。
大事なのは、結局相手が何を求めているのかを知る事。
勉強できる脳ではなく、理解力ある脳を作り上げる事でより勉強も理解できるようになります。
メンタルを鍛える
理由
暑い夏の体育館はサウナ同然です。
そんな猛暑の中走り切らなければなりませんし、辛い時にこそ踏ん張れる精神力が必要。
試合というものは緊張するものです。
緊張を緩和するためにもメンタルを鍛える必要があります。
人間は緊張しすぎると身体も思うように動かせずパフォーマンス能力が低下してしまいます。
まるで体育祭の徒競走の前のような緊張感、いざ走り出すと緊張で足はガチガチになりいつものように上手く走れませんよね。
解説
本来の目的は試合慣れをすることなんですが、初心者はそもそも試合に出してもらえる機会が少ないのでメンタルを鍛える方が効率的です。
これは２年生とかだとすでに経験いている人もいるかもしれませんが、日頃の練習での実力はさほど差があるようには感じない人っていませんか？
でも試合に出ると自分よりはるかに結果を残しませんか？
これって試合慣れの差なんですよね。
ミニバス経験者のとってはいつもの事ですが、初心者からしたら特別な事なんですよね。
ナンパのプロが女の子に声かけるなんていつもの事だし緊張しないじゃないですか。
でもナンパしたことない人が女の子に声かけるなんて相当な勇気がいりませんか？
これこそ不慣れな環境に緊張で心身ともにパニックを起こしているんですよね。
だから普段通りのプレイが出来ずに結果を残せないわけです。
試合慣れしていない事は今更どうしようもないことなのでさておき、まず何故、必要以上に緊張してしまうのか？
それは”失敗を恐れて自分に自信が持てないから”です。
じゃあ試合でその失敗する恐怖を取り除くにはどうしたらいいのか？
日頃からたくさん失敗することです。
これ意外とできない人多いです。
先ほど慣れが重要だと言いましたよね？
そう、失敗をいっぱいして失敗する事に慣れるんです。
分かりますか？
そりゃ失敗をそのままにするのはアウトですよ？
そうじゃなくて、まず挑戦しない人が多すぎます。
失敗とは挑戦した勇気ある者だけが得られる勲章です。
挑戦→失敗→自信
このプロセスを踏みましょう！
もちろんその過程で言うことは多々ありますが、それは一旦無視してすぐ行動。
成功の裏付けは失敗です。
バスケットをしている人なら誰もが一度は耳にしたことがある”バスケの神様【マイケル・ジョーダン】”はこんな言葉を残しています。
派手でカッコいいプレイより地味な基礎
理由
結局強いのは基礎だからです。
最後は基礎が絶対勝ちます。
まず勘違いしている人が多いですが、NBA選手のような派手なプレイは基礎があってからこそのものです。
試合でそんなプレイは基礎の前に倒れます。
一応言っておきますが、カッコよさを求める事は悪い事ではないですよ。
ただ、基礎に勝るものはないよって事です。
解説
上記画像の意味は”住宅の基礎”って事でかけてます。
何事も基礎の上に立っているってことです。
住宅が一番わかりやすかったので例えとして使いました。
基礎＝土台
住宅は基礎（土台）が無いままいきなり土の上に家を建ててしまえば傾いてしまいます。
下手したら崩れてしまいます。
バスケもこれと同じで、基礎が出来ていないと傾きます。
ちょっとした衝撃で崩れてしまいます。
そのまま放っておいてもいずれ崩れ落ちるでしょう。
もしあなたが高校でもバスケを続ける気があるのなら、尚更今のうちにしっかりと基礎（土台）を作り上げておいた方が良いです。
まとめ
私が経験した事もあって少し熱が入りすぎて結構な長文になってしまいましたが、この記事を読んでいるということはきっと悩んでいると思うんですよね。
そんな人の為にほんの少しでも何かの役に、きっかけになったらいいなと願ってます。
意外と初心者でも試合で活躍できるようになる抜け目はあるんです。
それを知らないだけ、気付かないだけなんですよね。
初心者なんだからいっぱい失敗して基礎（土台）を作ろう！
経験者にビビらず、気を使わず、もっともっと俺が俺がって自己中になっていいよ！
格段に上手になるから、そしたら自分にとってもチームにとってもいいじゃん。
・ディフェンスを徹底的にやる
・ボールを使った練習よりも身体を鍛える
・理解力を高める
・メンタルを鍛える
・派手なカッコいいプレイより地味な基礎